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代表挨拶

少子高齢化社会の課題解決と、地域包括ケアシステムの推進により社会を明るく元気にします。ミアヘルサホールディングス株式会社  取締役会長 青木勇

このたびの「令和6年能登半島地震」により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、ライフラインの復旧に向けて尽力されている自治体や医療関連をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆様のご努力に深く敬意を表します。

近年、少子高齢化が急速に進み、高齢者数がピークを迎える2040年には様々な問題が顕在化すると予想されております。

これらの課題解決に向け、福祉先進国スウェーデンのことばで「もっと健康に」を意味する『ミアヘルサ』を社名に掲げる当社グループは、医薬・介護・保育・児童育成・食品事業の機能連携により、0歳から高齢者まで全世代を対象に、生涯を支える「地域包括ケアシステム」を展開しております。

高齢化社会の問題の一つとして、末期がんや難病の患者様が増加したことで社会保障費の増大による病床機能の見直しがあり、全国的に緩和病棟や受け入れ施設が不足したため、看取り環境の改善が求められております。益々高まる「在宅での緩和ケア」や「看取り対応」、「難病ケア」へのニーズに応えるため、当社グループでは、近年、ホスピス対応型ホームを積極展開してまいりました。医師・薬剤師・看護師・介護士等による多職種チームにより、住み慣れた地域で最期まで自分らしい生活を送ることができるよう高齢者の皆様をサポートしております。

また、少子化問題では、出生率の低下とともに園児・児童数は減少傾向にあるものの、女性の就業率の増加に伴い、「子育て支援」のニーズが年々高まってきております。当社グループは、保育園をはじめ、子育て支援施設・病後児保育室・学童クラブ等が連携し、各地域で子育て世帯を支える「子育て版 地域包括ケア」を展開すべく、2024年4月にグループ会社を統合することで、さらなる子育て支援サービスの拡充を図ってまいります。

このように、ミアヘルサグループでは、全社を挙げて「高齢者支援」と「子育て支援」という国の2大福祉政策に取り組んでおります。

今後もミッションである「少子高齢化社会の課題に挑戦し、地域社会を明るく元気にする」ことを目指し、地域の再開発や街づくりプロジェクトに参画するなど、社会的責任を果たすとともに持続可能な成長を図り、当社グループのサービスをご利用いただく皆様やステークホルダーとなるすべての方々のご期待に応えられるよう日々挑戦を続けてまいります。